第34号:アジアにおける人権と平和(2009年11月刊)

作品概要

 

オンライン・ジャーナル形式(J-Stage上で公開しています)

 

●巻頭言

 石井正子・佐渡紀子 「『移行期』のアジアにおける人権と平和」

 

●依頼論文

上村英明 「アジアの『先住民族』概念とその人権運動――その概念構築と現状分析に関する一考察」

堀芳枝 「タイと子どもの人権――難民・移民・エスニック・マイノリティの子どもから考える」

佐藤安信 「UNTACから15年のカンボジアにおける平和構築と人権」

佐伯奈津子 「中スラウェシ州ポソにおける『宗教紛争』『イスラーム・テロ』からみる『紛争構築理論』

桑名恵 「紛争後の東ティモールにおけるコミュニティと平和――平和なコミュニティ再建の広がりをめざして」

 

●投稿論文

鄭敬娥 「韓国における外国人政策の展開と多文化社会の模索」

西浦直子 「国連憲章第7章に残された課題――冷戦後の安全保障理事会の実行を中心として」

川口悠子 「『トランスナショナルな』平和のシンボルとしての広島――戦後初期の国際世界平和デー運動に着目して」

村上登司文 「海外の平和教育研究の発展段階――日本の平和教育学成立への示唆」

 

●国際学会動向

児玉克哉 「国際社会科学評議会(ISSC)の活動について」

 

●書評

大津留(北川)智恵子 「アメリカと戦争の関係を読みとく」

(菅英輝『アメリカの世界戦略――戦争はどう利用されるのか』;油井大三郎『好戦の共和国アメリカ――戦争の記憶をたどる』)

 

加治宏基 「中国社会の「第三領域」――その実証と理論化の試み」

(李妍焱編著『台頭する中国の草の根NGO――市民社会への道を探る』)

 

羽後静子「持続可能な多文化共生共同体の構築」

(佐久間孝正・林偵史・郭洋春編『移動するアジア――経済・開発・文化・ジェンダー』)

 

日本平和学会の研究会活動/日本平和学会事務局

 

SUMMARY

編集後記

 勝間靖 「アジアにおける人権と平和」