2025年 秋季研究集会 分科会プログラム

(フルペーパーは大会終了後、1~2週間ほど掲載されます)

 

11月1日 12:00-14:00

 

非暴力分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:非暴力から世界を見る 

報告:陸徳婷(Northeast Asia Regional Peacebuilding Institute)「物語を通じて脱歴史的身体から歴史的身体へ 」

討論:調整中

司会:藤田明史(立命館大学) 

 

平和学の方法と実践分科会、環境・平和分科会、グローバルヒバクシャ分科会、平和研究の生成と展開プロジェクト 共催(現地のみでの開催)

テーマ: 日本における平和研究の生成と展開-開発・環境の視点から 

報告:横山正樹(フェリス女学院大学)「惑星のカナリアとしての日本の平和学を考える~広島、長崎、ビキニ、水俣そして福島~」 

討論:上野友也(岐阜大学) 

討論:前田幸男(創価大学) 

司会:佐藤史郎(広島市立大学) 

 

公共性と平和分科会(現地のみでの開催)

テーマ:「公共性と平和」の方法と実践

報告:甲山員司(社団法人 太平洋協会)「安井郁の国際法思想と原水爆禁止運動」

報告:上村雄彦(横浜市立大学)「平和研究の新たな地平―平和な世界の実現に向けた科学と超科学の統合」 

討論:玉井雅隆(秋田大学) 

討論:庄司真理子(敬愛大学)

 

ジェンダーと平和分科会(現地のみでの開催)

テーマ:フェミニスト・カウンセリングと平和 

報告:相方未来(同志社大学)「性暴力被害のトラウマからの回復とウェルビーイングに基づく平和の実現―「ウィメンズカウンセリング京都」の実践(仮)」 

司会・討論:和田賢治(武蔵野学院大学) 

 

戦争と空爆問題分科会 (オンラインのみでの開催)

テーマ:ドイツにおける「過去の克服」と歴史認識の現在 

報告:木戸衛一(大阪大学)「ドイツの〈戦後80年〉」 

討論:芝健介(東京女子大学)「ドイツにおけるニュルンベルク裁判受容」 

司会:伊香俊哉(都留文科大学) 

 

琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和分科会(オンラインのみでの開催)

テーマ:現在も続く学知の植民地主義を問う

報告 :松島泰勝(龍谷大学)「東京大学に対する琉球人遺骨返還運動―琉球人差別の歴史的清算を求めて」 

報告:さいとう・まお(東大遺骨返還プロジェクト)「学術界と責任―東大遺骨返還プロジェクトの運動から」  

報告:與儀幸太郎(ハワイ大学大学院博士課程)「遺骨返還運動と先住民族思想」 

報告:前田朗(朝鮮大学校)「護憲平和なら差別容認でもやむをえないのか―憲法フェスティバルによる琉球民族差別を考える」 

司会:松島泰勝(龍谷大学) 

 

11月2日 12:00-14:00

 

環境・平和分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:環境と"ともに"生きるとは

報告:工藤幹太(北海道大学)「コラテラルダメージの被害者への『厚い記述』へ―伐採され続けるパレスチナ及び日本の樹木の声に耳を傾ける」

報告:古信容(お茶の水女子大学)「おらって市民エネルギー運動から見る地域民主主義の意義と課題」

討論:小谷一明(新潟県立大学)、佐々木寛(新潟国際情報大学)

司会:平井朗(立教大学)

 

平和文化分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:技術革新と人間の安全保障 

報告: 河合厚志(愛知東邦大学)「デジタルアイデンティティの拡大と量子技術の汎用化におけるセキュリティリスク研究序論(仮)」 報告:高城健人(神戸女子大学)「AIの登場と基本権保障の問題:韓国のAI基本法制定を事例に(仮)」 

討論:佐々木隼相(東北大学) 

司会:何金凱(東北大学大学院) 

 

平和教育分科会(ハイブリッド開催)

テーマ:平和教育の再構築のために

報告:村上登司文(京都教育大学・名誉教授)「平和教育研究から平和教育学へ―理論構築と実証分析のための学術的アプローチ」

報告:調整中

司会:杉田明宏(大東文化大学)

 

憲法と平和分科会(現地のみでの開催)

テーマ:韓国非常戒厳宣布後の東アジア安全保障 

報告:孫賢鎮(広島市立大学)「外交・安全保障の視点から見た韓国非常戒厳」 

報告:シン・ヒョンオ(立命館大学)「韓国非常戒厳令に対する憲法裁判所決定について」 

司会:麻生多聞(東京慈恵会医科大学) 

 

アジアと平和分科会(オンラインのみでの開催)

テーマ:アジアと平和ー戦後80年、植民地支配の未解決課題(仮) 

第1部 「戦後80年と私」市民研究の視点から 
報告:宮島陽子(NPA市民研究者専修コース第1期生) 「松代大本営における朝鮮人強制労働の記録からみる植民地問題(仮)」 
報告:徳富雅人(NPA市民研究者専修コース第1期生) 「なぜパタゴニアはラボアイヌネイションを助成するのか ―『ビジネスと先住権』の議論に向けて(仮)」 
報告:荒川朋子(NPA市民研究者専修コース第1期生) 「沖縄復帰運動とAALA:人々の連帯の記録―マレーシア・インドネシアを中心に(仮)」 

 

第2部 「アジアと平和ー戦後80年、植民地支配の未解決課題」 
報告:許美善(早稲田大学) 「植民地動員体制と朝鮮人捕虜監視員問題 ―インドネシア、日本、韓国におけるディアスポラの事例を中心に(仮)」 
報告:徳森りま(早稲田大学) 「在日米軍基地がつくり出すエスニック・マイノリティ:フィリピン・ウチナーンチュのインタビューを通じた考察 」
報告:金貴月(新時代アジアピースアカデミー研究員) 「大阪・生野区における在日コリアンの「海外同胞連帯運動」―72年「7・4会」の機関紙から読み取る「ノマディック・ディアスポラ」の理想 」

討論:内海愛子(恵泉女学園大学・名誉教授)

討論:上村英明(恵泉女学園大学・名誉教授) 

司会・討論:李泳采(恵泉女学園大学) 

 

芸術と平和分科会 (オンラインのみでの開催)

テーマ:トラウマと音楽 

報告:森谷理紗(京都大学)「祈りの森―戦時下の音風景とアートを介した声・語り」

討論:調整中

司会:奥本京子(大阪女学院大学)