声明:ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻を非難し、平和を希求する人々と連帯する声明

私たちは、2022年2月24日に開始されたロシアによるウクライナへの軍事侵攻を深く憂慮し、プーチン大統領・ロシア政府・ロシア軍に対し、すべての戦闘行為と非人道的な行為の即時停止を求めます。

 

この度の軍事侵攻は、武力による一方的な現状変更を目指すものであり、明白な国際法違反行為です。さらに核兵器に言及する威嚇的な発言、クラスター爆弾の使用を含む一連の攻撃による市民の犠牲の増大、チェルノブイリ原発の占拠、石油・ガス施設の破壊による環境汚染など、報道が伝える非平和的な状況をもたらす全ての行為に、強く抗議します。

 

そして、戦争に反対するすべての市民と連帯する意志を表明します。ウクライナ国内において攻撃の最中に怯え悲しむ人々、国外へ避難する人々、国外において家族や友人を心配し眠れない日々を過ごす人々、ロシア国内において戦争反対の声を上げている研究者・ジャーナリストを含む市民、そして世界の平和を志向する人々に対して連帯の意思を表明します。

 

また、日本の政治家・日本の市民・研究者・ジャーナリストなどすべての人々に、紛争当事者の間に立ち、紛争解決・転換の知恵とスキルを活用し、具体的な交渉・対話を取り持つメディエーションの精神に立った思考・行動を呼びかけます。

 

この度のロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、日本国内の一部において、憲法9条の廃止、軍備強化、核武装論が喧伝されています。これらの議論に対抗する研究と活動を、平和を希求する研究者・ジャーナリスト・市民と共に、続けるために力を尽くします。

 

 

2022年2月28日

日本平和学会理事会有志