11月28日(土)
12:30-14:30
①「植民地主義と平和」
報告1:
勝俣誠(明治学院大学名誉教授)
「国連とアフリカ最後の植民地問題:西サハラ住民の自決権と平和」
討論:
古沢希代子(東京女子大学)
報告2:
難波満(弁護士)
「近時の日本の国際法判例と隠された植民地主義:「海賊」、インテリジェンス、難民」
討論:
阿部浩己(神奈川大学)
司会:
佐伯奈津子(名古屋学院大学)
②「環境・平和」
報告:
林公則(都留文科大)
「辺野古基金とふるさと納税の可能性と問題点」(仮題)
討論:
川瀬光義(京都府立大)
司会:
勅使川原香世子(明治学院大)
③「難民・強制移動民研究」
報告:
上野友也(岐阜大学)
「文民の保護は難民を保護するのか―国連安全保障理事会による文民の保護とその可能性―」(仮題)
討論:
中村文子(東北大学)
池田丈佑(富山大学)
司会:
小泉康一(大東文化大学)
④「公共性と平和」
テーマ:国民国家の相対化と公共性
報告1:
山口剛史(琉球大学教育学部)
「平和教育としての領土共同授業開発―「生活圏」の視点による授業の試行―」
討論:
池上大祐(琉球大学法文学部)
報告2:
長岡節子(北九州市立大学大学院)
「『ロマ包摂の10年』から考察する市民社会の役割と重要性―社会包摂によって創られる開かれた社会」(仮題)
討論:
小田桐確(関西外国語大学)
司会:
横田匡紀(東京理科大学)
⑤「平和運動」
テーマ:
東アジア共同体と日米安保体制見直し─日本の独立と沖縄の自立をめぐって─
報告者:
鳩山由紀夫(元内閣総理大臣)
「東アジア共同体構想と沖縄の未来」
発表:
前泊博盛(沖縄国際大学)
「日米地位協定に見る対米従属という宿痾」
親川志奈子(琉球大学大学院)
「琉球はアジアのスコットランドになれるか」
司会:
木村朗(鹿児島大学)
特設「沖縄軍夫問題研究会」(恨之碑の会)
テーマ:沖縄戦と朝鮮人軍夫―市民による歴史の検証と記憶の継承―
報告1:
沖本富貴子(沖縄「恨之碑」の会)
「沖縄戦での『朝鮮人部隊』特設水上勤務隊について」
報告2:
許点淑(名桜大学)
「戦争の記憶と平和が共存する島〜慶良間諸島のフィールドワークから〜」
報告3:
西岡信之(元沖縄国際大学非常勤講師)
「元朝鮮人軍夫が望まれた『恨之碑』建立」
司会:若林千代(沖縄大学)
11月29日(日)
11:30-13:30
①「憲法と平和」
テーマ:安保法成立後の憲法論
報 告:
小林武(沖縄大学)
「安保法違憲訴訟の可能性」
司 会:君島東彦(立命館大学)
②「軍縮・安全保障」
フリーディスカッション:軍縮・安全保障問題と平和研究
平和研究者は軍縮・安全保障問題にどう取り組んでいけばよいか。その可能性と課題について参加者で意見交換を行います。
③「平和教育」
報告1:
吉田直子(東京大学大学院)
「沖縄戦の記憶を語り継ぐ―何を学び、何を伝えるのか―」(仮題)
討論:源氏田憲一(相模女子大学)
報告2:
古賀徳子(ひめゆり平和祈念資料館)
司会: 杉田明宏(大東文化大学))
④「発展と平和」
報告:原田太津男(龍谷大学)
「開発体制の起源をめぐって―大英帝国・国際連盟・国際官僚制―」
討論:高英求(中部大学)
司会:尹春志(西南学院大学)
⑤「グローバルヒバクシャ」
テーマ:「福島」と向き合う―3.11から5年を前にして
報告1:
平井朗(立教大学)
報告2:
斎藤毅(福島県立福島北高校)
「福島発 平和の種まき人になろう―世代と地域を越えた高校生の自主活動―」
討論:阿部太郎(名古屋学院大学)
司会:竹峰誠一郎(明星大学)
⑥「平和と芸術分科会」
テーマ:オキナワを表現する―沖縄の課題と芸術―(仮題)
報告:泉川のはな(東北芸術工科大学大学院2年)
討論:佐藤壮広(清泉女子大学)
司会:田中勝(京都造形芸術大学)