2021年 春季研究大会 分科会プログラム

 

 

2021年5月29日(土)12:00-14:00

 

●軍縮・安全保障分科会

テーマ:地域安全保障を問いなおす

報告:報告題目:富樫耕介(同志社大学)「旧ソ連地域における『凍結された紛争』の『解凍』———第二次カラバフ紛争の開戦過程とロシアの介入による停戦の分析———」

討論:清水奈名子(宇都宮大学)

討論:中内政貴(上智大学)

司会:中村長史(東京大学)

 

●平和教育分科会

テーマ:平和教育への新しい視角

報告:野沢綾子(一般社団法人ラスール・ジャパン認定講師)「平和的資質を内から育むホリスティック教育とコネクション・プラクティス」

司会:杉田明宏(大東文化大学)

 

●平和文化分科会

テーマ:現代世界における和解と包摂の諸課題-Webinar Ⅲ

報告:イザンベール真美(上智大学)「パンデミックとアメリカ民主主義の危機———PTSD、HIV/AIDS、COVID-19」

報告:鈴木規夫(愛知大学)「コロナ禍後の世界をめぐる〈武者小路(M)モデル〉をめぐって」

討論・司会:渡辺守雄(筑紫女学園大学)

 

●グローバルヒバクシャ分科会

テーマ:アメリカと核被害―ジェンダーと先住民族の視点を踏まえて

報告:宮本ゆき(デュポール大学)「アブセント・ナラティブス———アメリカと日本の核論説」

報告:石山徳子(明治大学)「アメリカ核開発と「犠牲区域」の地理学分析———先住民研究との接点を探る」

討論:高橋博子(奈良大学)

 

●公共性と平和分科会

テーマ:「和平」の意味をあらためて考える

報告:東江日出郎(東北公益文科大学)「ミンダナオにおける和平と開発の現状と課題、そして展望」

討論:玉井雅隆(東北公益文科大学)

司会:玉井良尚(岡山理科大学)

 

●琉球・沖縄・島嶼国及び地域の平和分科会

テーマ:なぜ京都大学と沖縄県に対して琉球人遺骨の返還を求めるのか————当事者からの訴えを聴く

報告:亀谷正子(琉球民族遺骨返還請求訴訟原告団)「なぜ百按司墓に風葬されていた遺骨の返還を求めるのか」

報告:たまぐしく毅(沖縄県職員措置請求書請求人)「「沖縄県教育委員会に移管された63体のご遺骨」の経緯と監査請求について」

報告:仲村涼子(ニライ・カナイぬ会)「琉球の自己決定権としての遺骨返還運動の現在と今後」

討論:松島泰勝(龍谷大学)

司会:松島泰勝(龍谷大学)

 

 

2021年5月30日(日)12:00-14:00

 

●平和学の方法と実践分科会・難民と強制移動民研究分科会合同研究会

テーマ:難民との友情

報告:山岡健次郎(香川高等専門学校)「難民との友情——難民保護という規範を問い直す」

討論:池田丈佑(富山大学)

司会:上野友也(岐阜大学)

 

●アフリカ分科会

テーマ:AUと国際刑事裁判所

報告:藤井広重(宇都宮大学)「アフリカの司法化に関する検証——アフリカ連合における国際刑事裁判所をめぐる議論の展開とその変容を通して」

討論:クロス京子(京都産業大学)

司会:古澤嘉朗(広島市立大学)

 

●環境・平和分科会

報告:山口治男(神戸大学)「『緑の国家』論の現在と再検討———インドネシアにおける森林ガバナンスを事例として」

討論:安部竜一郎(ブラウィジャヤ大学社会政治学部客員研究員)

司会:前田幸男(創価大学)

 

●平和と芸術分科会

テーマ:芸術はいかに暴力に抗うかII———コロナ禍でも止まらない!あいちトリエンナーレ事件

報告:大榎淳(メディア・アーティスト/東京経済大学)「たたかう芸術」

報告:小林誠(お茶の水女子大学)「平和という公益性のブローバック――留まるアート、侵食するアート」

討論:黒田俊郎(新潟県立大学)

司会:湯浅正恵(広島市立大学)

 

●戦争と空爆問題分科会

テーマ:戦時期日本の華北支配

報告:伊香俊哉(都留文科大学)「日本の華北軍事・政治支配研究の現状と課題」

報告:安達宏昭(東北大学)「戦時期日本の華北経済支配-食糧増産政策の変遷をめぐって-」

討論:小林元裕(東海大学)

司会:齋藤一晴(日本福祉大学)