第2号:平和価値と平和教育(1977年4月刊)

作品概要

 

●巻頭言

山田浩之「平和価値と平和教育」

 

●特集1【平和価値】

武者小路公秀「平和と価値の多元化」

田中成明「平和と正義」

河野健二「ナショナリズムと平和」

作田啓一「攻撃性と戦争犯罪」

依田博「シンポジウム<価値としての平和>について」

 

●特集2【平和教育】

大槻和夫「広島における平和教育の歩みと今日の課題」

山本満「『平和教育』への問題提起」

浮田久子「日本と海外の平和教育の接点をさぐる」

J.ガルトゥング/西村文子訳「平和のための平和を体した教育―それは可能か」

 

●論稿

小野修「ラッセルと平和の探究」

河西直也「国際法、国際紛争および世界秩序―平和研究に合流するための国際法学の再構築へ向けて」

 

●書評

江川潤(創価学会青年部反戦出版委員会編<戦争を知らない世代へ>シリーズ第1巻『打ち砕かれしうるま島』から第20巻『慟哭の伊予灘』)

川田侃(山田浩・関寛治・永井秀明・石田明・庄野直美編『ヒロシマからの報告―平和・教育・被爆を考える』)

 

●海外学界動向

関寛治「1976年に参加した五つの平和研究国際会議から見た平和研究動向の一側面―臨床平和研究と基礎平和研究を中心として」

岡本三夫「平和研究の深層―国際平和研究学会(IPRA)夏期セミナーに参加して」

山下彰一「PSSI(国際平和科学協会)のヨーロッパ大会について」

 

●特別資料

平和問題談話会「三たび平和について」

『三たび平和について』解説/編集部

森祐二「草創期日本の平和研究者:比較的考察」

岡倉古志郎「平和研究の振興に関して日本学術会議が行なった勧告」

 

日本平和学会の研究会活動 日本平和学会事務局

 

関西部会の研究会活動 山川雄巳