第3号:日本国憲法―国内体制と平和(1978年5月刊)

作品概要

●巻頭言

白鳥令「ある平和研究者の反省」

 

●特集

和田英夫「特集『日本国憲法―国内体制と平和』に寄せて」

深瀬忠一「平和憲法の問題状況と『平和研究』」

佐藤功「日本国憲法における安全保障方式と政治機構」

作間忠雄「平和的生存権をめぐる諸問題」

佐藤幸治「自由な情報流通と対外的関係」

金子正史「地方自治と平和主義」

清水嘉治「市民型経済政策の課題」

根岸毅「政治的選択の制度と平和」

山田浩之「シンポジウム『日本国憲法―国内体制と平和』への一つのコメント」

西川潤「平和研究の発展のために―会長に就任して」

 

●論稿

宮崎義一「現代資本主義と多国籍企業問題」

隅谷三喜男「キリスト教と平和思想―明治期におけるその展開」

黒川修司「軍備拡大競争の数学モデル」

M.グレイアム/岡本三夫訳「平和の道徳的擁護論―原理対実益主義」

 

●海外学界動向

坂下昇「オーストラリアおよび日本においての2つの平和研究集会について」

鈴木沙雄「IPRA第7回平和大会を見て」

浮田久子「IPRAの平和教育分科会に出席して」

 

●書評

佐藤幸男(武者小路公秀著『国際政治を見る眼』)

田中靖政(関寛治著『地球政治学の構想』)

松元寛(NGO被爆問題国際会議広島専門委員会・広島平和教育研究所共編『ヒロシマで教える』)

山川雄巳(読売新聞大阪本社社会部編『記者が語りつぐ戦争』)

 

●資料

座談会「東京平和研究グループ」(1964~1965年)について

岡本三夫「国際平和研究学会」

 

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