第9号:ヒロシマ・ナガサキと平和秩序の探求(1984年11月刊)

作品概要

 ●巻頭言

川端正久「アフリカの飢餓を考える」

栗野鳳「会長挨拶」

 

●特集1【戦後史におけるヒロシマ・ナガサキ】

福島新吾「原爆情報の疎外」

立花誠逸「核戦争の危機と民衆―西ヨーロッパ平和運動の再生要因」

松元寛「ヒロシマとナガサキ―その意味を考える視角」

西川潤「平和と開発―『広島・長崎・沖縄』の意味」

 

●特集2【アジアの平和秩序のために】

前田哲男「非核アジア・太平洋への接近」

村井吉敬「“開発”と社会変容―インドネシアの“開発”と抑圧の構造」

 

●特集3【平和研究の現段階と平和学の課題―『平和学―理論と課題』をめぐる誌上討論―】

伊東壮「平和運動の一実践者として」

行宗一「『草の根』のための活用を」

鈴木沙雄「平和研究は『学』化を急ぐべきか」

高榎尭「平和学―“技術による平和”への疑問」

元永定正・川端正久「平和と芸術―対談:『平和学』をめぐって」

熊倉啓安「『講座 平和学』に期待すること」

嶋崎譲「『講座 平和学』を読んで」

 

●論稿

服部学「科学技術と平和―進行する科学技術の軍事化」

 

●講演

J.S.マトゥール「ガンディーの平和思想と現代」

 

●国際会議動向

大西仁「The Conference on Peace and Transformation in the Asia-Pacific Region(シンポジウム:アジア・太平洋地域における平和と変革)」

 

●学術会議動向

和田英夫「『平和問題研究委員会』報告」

 

●資料

グレン・フック「Peace Research Bibliography(3)」

 

日本平和学会の研究会活動

進藤栄一「1984年春季大会についての報告」