第12号:エスニシティと平和(1987年11月刊)

作品概要

●巻頭言

石川一雄・佐藤幸男「エスニシティと平和」

 

●特集1【エスニティニシィ問題】

石川一雄「異邦人の世界―エスニックな多様性と紛争の概念化について」

山内昌之「ソヴェトの中東政策と三つの革命―ロシア・トルコ・イラン―」

梶田孝道「錯綜するエスニシティ―現代フランスの地域主義トディアスポラ―」

小川隆吉「北海道におけるアイヌ民族の問題」

 

 

●特集2【地域と平和】

 

初瀬龍平「地方化と国際化」

松井兪「軍事基地北海道と北海道の軍事基地」

深瀬忠一「恵庭・長沼裁判から総合的平和保障構想へ」

神沼公三郎「地域開発と住民の対応―幌延町の核廃棄物施設誘致問題―」

 

●特集3【大学における平和教育の現状と課題】

山田浩「大学と平和教育」

 

西村俊一「海外日本人と国際理解」

藤田秀雄・堀孝彦「大学における平和教育調査報告」

 

岡本三夫「日本の大学における平和学関連講座の実態調査」

 

尾杉憲「法政平和大学の成果―市民講座の事例として―」

多賀秀敏「大学における平和教育の方法―通常の講義以外の方法について:シミュレーション・意識調査・海外旅行―」

 

西山俊彦「平和学の創造―抄訳―」

 

 

●論稿

大串和雄「ラテンアメリカ左翼知識人における新しい民主主義論の潮流」

 

 

●国際会議動向

 

高原孝生「UNU Training Course on Peace and Security in the Asia-Pacific Region(国連大学トレーニングコース「アジア太平洋地域における平和と安全」)

 

 

●書評

松尾雅嗣(グレン・D.フック著『軍事化から非軍事化へ―平和研究の視座に立って―』)

黒田俊郎(日本平和学会編集委員会編『新国際秩序と平和』―講座平和額Ⅳ)

佐藤元彦(西川潤著『第三世界と平和』―平和研究叢書4)

村上正直(久保田洋著『実践国際人権法』)

豊田利幸(C.G.ウィーラマントリ著、原善四郎・桜木澄和訳『核兵器と科学者の責任』)

 

 

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