第23号:再び自律と平和―沖縄が提起する問題(1998年11月刊)

作品概要

 

オンラインジャーナル形式(J-Stage上で公開しています)

 

●巻頭言

我部政明・石田淳「再び自律と平和―沖縄が提起する問題

 

●特集

高嶺朝一「平和のキーストーンへの行政戦略―沖縄基地カードの可能性と限界―

本間浩「地位協定から見た沖縄の米軍基地

村田晃嗣「在沖縄米海兵隊削減の可能性

佐々木雅幸「サスティナブル・ソサイエティの実現をめざして―沖縄の21世紀―

安里英子「『沖縄振興開発計画』と住民によるオルターナティブな視点―開発・環境・自立―

内海(宮城)恵美子「沖縄米軍基地問題の『新しい視座』

鎌田定夫「平和教育空間としての沖縄の可能性

 

●自由論稿

安江則子「オタワプロセス―対人地雷全面禁止条約とその締結過程の検証―

 

●学会動向

石井摩耶子「アフリカで初めて開かれた国際平和研究学会総会―第17回IPRA総会(於:南アフリカ、ダーバン)に出席して―

高原孝生「International Symposium “Human Security in the Asia-Pacific Region”―国際シンポジウム『アジア太平洋地域におけるヒューマンセキュリティ』―

 

●書評

新崎盛暉「冷戦後の世界をどうとらえるか」(坂本義和著『相対化の時代』)

我部政明「人権が問う沖縄」(高良鉄美著『沖縄から見た平和憲法』)

廣瀬克哉「歴史の証言を語りつぎ、専門家の社会的責任を問う」(古澤聡司・入谷敏男・伊藤武彦・杉田明宏著『語りつぎ未来を拓く平和心理学』)

君島東彦「日本国憲法50年の挑戦」(深瀬忠一・杉原泰雄・樋口陽一・浦田賢治編『恒久世界平和のために―日本国憲法からの提言』)

藤原修「冷戦後の日米安保体制」(船橋洋一著『同盟漂流』)

 

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