第26号: 新世紀の平和研究(2001年11月刊)

作品概要

●巻頭言

小柏葉子・佐々木寛「新世紀の平和研究―変わらない課題と新たな挑戦」

 

●特集論文

進藤榮一「『文明』と平和」

豊下楢彦「日本型現実主義の再検討」

島袋純「沖縄と平和―国際人権法を手がかりに」

水本和実「21世紀における核問題と被爆体験」

栗原彬「生命政治と平和」

伊藤るり「ジェンダーの視点に立った<平和>概念の再構築―<女性に対する暴力>をめぐって」

石井一也「開発と平和の経済学―エルンスト・F・シューマッハーの思想を中心として」

篠田英明「国際規範の歴史的・理論的検討―秩序・正義そして国家主権」

萩原能久「21世紀の平和思想」

 

●学会動向

児玉克哉「国際平和研究学会の動向」

 

●書評

矢口裕子「ジェンダーで世界を見る、ジェンダーの世界を歩く」

(土佐弘之『グローバル/ジェンダー・ポリティクス』)

菅英輝「沖縄から戦後日米関係の問題点を問う」

(宮里政玄『日米関係と沖縄』)

片野淳彦「歴史的検証に垣間見る現代キリスト教会の課題」

(西山俊彦『カトリック教会の戦争責任』)

内田みどり「軍事化に抗して」

(竹村卓『非武装平和憲法と国際政治―コスタリカの場合』)

吉田晴彦「『人間臭い』平和論」

(高柳先男『戦争を知るための平和学入門』)

山本啓「『戦争の記憶』は戦争責任の歴史性をペイオフしえない」

(藤原帰一『戦争を記憶する―広島・ホロコーストと現代』)

 

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