第50号:平和研究と憲法(2018年12月刊)

作品概要

 

オンライン・ジャーナル形式(J-Stage上で公開しています)

 

巻頭言

平和研究は憲法をどのようにとらえるか   君島東彦

 

●依頼論文

1 核なき世界への道 量子力学と西田哲学が指し示す未来   内藤酬

2 憲法と核・原子力   河上暁弘

3 平和主義と日本国憲法24条 なぜ,「家族保護」論は,「平和主義」に敵対するのか?   若尾典子

4 憲法理念からのネイション意識の再構築   暉峻僚三

 

●投稿論文

5 「境界を越える」思想 震災後の知と平和学の役割   田村あずみ

6 フィリピン市民社会勢力の地方政治権力獲得   東江日出郎

7 移行期における立憲主義と正義 南アフリカとネパールのTRC法に対する立憲的正統性の評価の比較   小阪真也

 

●書 評

自衛隊という名の「軍隊」をどうするのか   岡本篤尚

(水島朝穂『平和の憲法政策論』日本評論社,2017年7月)

9条平和主義はアジアで何ができて,また,何をしなければならないのか   永山茂樹

(李京柱『アジアの中の日本国憲法――日韓関係と改憲論』勁草書房,2017年7月)

 

日本平和学会の研究会活動   日本平和学会事務局

 

SUMMARY

編集後記   青井美帆 

日本平和学会設立趣意書

日本平和学会23期役員

日本平和学会会則