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巻頭言
平和の歴史、暴力の歴史 (木戸 衛一, 鳥山 淳, 黒田 俊郎, 上野 友也)
依頼論文
1 アメリカにおける平和史研究とその動向（樋口 敏広）
2 イスラエルの食権力――洗練される生態学的統治（藤原 辰史）
3 アチェに生きた日本人――マフムド・白川正雄（佐伯 奈津子）
書評
① 水資源をめぐる紛争構造の理解を目指して 藤原帰一，竹中千春，ナジア・フサイン，華井和代編著『気候変動は社会を不安定化させるか 水資源をめぐる国際政治の力学』日本評論社，2022年（玉井 良尚）
② 数値化できない力 エリカ・チェノウェス（小林綾子訳）『市民的抵抗――非暴力が社会を変える』白水社，2022年（谷口 真紀）
③ 難民をどう支援するか―鍵を握る受入国の地方政府 花谷厚『人道と開発をつなぐ―アフリカにおける新しい難民支援のかたち』佐伯コミュニケーションズ，2022年（峯 陽一）
④ ノン・ヒューマンとの共生に向けた惑星政治学 前田幸男『「人新世」の惑星政治学――ヒトだけを見れば済む時代の終焉』青土社，2023年（安高 啓朗）
⑤ 戦争と平和を歴史的に考える 南塚信吾，油井大三郎，木畑洋一，山田朗著『軍事力で平和は守れるのか――歴史から考える』岩波書店，2023年岡本隆司，飯田洋介，後藤春美編著『国際平和を歴史的に考える』山川出版社，2022年（吉川 元）